ワキガの原因となる、汗や雑菌のエサになる皮脂を洗い流すことができる入浴は、ワキガの発生を抑えるのにとても効果的です。
しかし、もう少し工夫することでさらに、より効果的に。
ここでは、ワキガ対策に効果的な入浴方法をご紹介します。
ポイントは老廃物の排出
人間の体はたまった老廃物をワキから排出します。
そのため、体内の老廃物の排出がスムーズにいかなくなると、ワキにたまった老廃物から嫌なニオイが発生してしまいます。
このため、老廃物の排出を促すような入浴を心がければ、ワキガ対策に効果的です。
シャワーだけでなく、湯船につかる
身体を温め血行を良くすることで老廃物の排出ができるので、シャワーだけでなく、湯船にしっかりつかることです。
また、湯船につかると、体に水圧がかかるので、水圧で老廃物を排出しやすくなります。
半身浴でしっかり汗をかく
ぬるめのお湯に長くつかることで、汗と一緒に老廃物を排出することができます。
また、汗をかくことで、ワキガの原因菌が繁殖しやすい状態のアルカリ性の肌環境から酸性の肌環境に変わるので、原因菌の繁殖予防にもなります。
熱めのお湯につかる
半身浴は、ぬるめのお湯に長時間浸かるのが一般的ですが、たまには熱めのお湯につかるのも効果的です。
いつもより、熱めのお湯につかると、体の温度がいつもより上がり、普段は排出されづらい老廃物が排出されることがあります。
塩風呂に入る
浴槽に市販の塩をいれることで、発汗作用があり、代謝がアップします。これにより血行が良くなるので、デトックス効果があり、殺菌作用もあるので、ワキガ対策に効果的です。
ミネラルの多く含まれる粗塩を浴槽に30グラム程いれて溶かし、10分くらいつかってみてください。これを2~3回繰り返します。
お酢風呂に入る
お酢に含まれるクエン酸には強力な殺菌効果があるので、お酢を入れた入浴も効果があります。
人はストレスを感じたり、食生活が偏ると、疲労物質の乳酸が体にたまります。
この乳酸ふぁ増殖するとアンモニアが発生して、ワキガのニオイの原因になってしまいます。
お酢は乳酸を抑制する働きもあり、肌の菌を繁殖しづらい環境に保ってくれます。
コップ一杯のお酢を浴槽に入れ、10分から15分ほど入浴します。
お湯につかって、足の裏をマッサージする
人の体の中で、老廃物が溜まりやすいのが、足です。
足裏からたまった老廃物を出すイメージで足の裏やふくらはぎをマッサージします。
これだけでもワキガの軽減に効果的です。
体はやさしく洗う
ニオイの気になる部分の皮脂や汚れを落とそうとして、ゴシゴシと強くこすると、皮膚を傷つけ、逆に細菌の繁殖を促してしますことになります。
やさしく傷つけないように洗うようにしましょう。
最後に冷水を浴びる
入直後はかなりの汗をかきますので、汗で皮膚を汚さないよう、最後に冷水で肌を引きしめて、汗を抑えましょう。
以上が、ワキガ対策に効果的な入浴方法になります。
老廃物の排出を意識して日々の入浴を心がけましょう。