中年になると、しだいに発するようになる加齢臭。
ここでは加齢臭が強く臭う場所を紹介します。
背中
背中は皮脂がたくさん出ています。
例えば、風呂やプールに入るときに、背中に水をかけると、ベッタリと濡れずに水を弾くことがあります。
これは、皮脂が背中を覆っているからです。
これが次第に、独特なニオイを放ってくるようになります。
頭皮
頭皮からは、強くニオイがする場所です。
よく「枕(カバー)のニオイが気になる」という話を聞きますが、これは頭皮のニオイが年齢とともに変化して加齢臭となり、枕にしっかりと付着した結果です。
特に男性は女性よりも髪が短い傾向にありますので、頭皮の皮脂が枕につきやすいですよね。
職場などで、椅子に座っている男性に近寄ると、頭皮の強いニオイを感じたことはありませんか?
それだけ頭皮からはたくさんの皮脂が出ているので、特にニオイには気を付けなければいけません。
意外と見落としがちですが、体臭だけでなく、頭皮のニオイもかなり不快指数が高いので注意が必要です。
その他の部分では、首の後ろや、耳の後ろ、額も加齢臭が発生しやすい場所です。
加齢臭を撃退するには
加齢臭の根本的な対策を行うには、食生活や生活習慣などのを見直す必要があります。
ですが、まずは「他人に不快な思いをさせたくない」「加齢臭がばれないようにしたい」と思いますよね。
そこで、今すぐできる対策をいくつか紹介します。
汗をこめまに拭く
まずは「外出先では、こまめに汗を拭きとる」ことです。
あたりまえのことと思われるかもしれませんが、これをしっかり行っている人は意外と少ないものです。
乾くに任せて、そのまま放置するほうが圧倒的に多いのではないでしょうか?
そのまま放置 → 乾く → そのまま放置 → 乾く この繰り返しが、次第に強烈なニオイを放つようになるのです。
面倒でも、かいた汗はなるべくすぐに拭き取る習慣を付けたいものです。
シャワーで皮脂や汗をしっかり落とす
次に、「シャワーや入浴をきちんとして、皮脂や汗をきれいに落とす」ということです。
これも当たり前のようなことですが、暑い時期は、入浴にかける時間がどうしても短くなりがちで、それに比例して体を洗う時間も短くなりがちです。
汚れが残っていると、ニオイの元になりますので 洗うのが甘い場所、襟元や耳の後ろ、それに自分で汚れを確認できない背中などは、丁寧に洗いましょう。
また、洗髪は、1日に何回も洗うのは、 必要以上に頭皮の皮脂を除去してしまうため、かえって皮脂の過剰分泌を招くことになります。
どうしても洗髪する必要な場合は、できるだけお湯だけで洗うようにしましょう。
また、 生乾きの髪のままで寝ると、雑菌が繁殖しニオイの原因となるので、髪はきちんと乾かしてから寝るようにしましょう。
以上、当たり前だけど、しっかりできている人は意外と少ない、加齢臭対策を紹介しました。
シンプルだけど有効な対策ですので、しっかり習慣づけていきましょう。